虚しさや寂しさを感じることは、誰にでも経験があると思います。
しかし、その感情の裏には過去の経験からくるトラウマや、今までの自分を取り巻く環境などから、無意識に表されている場合もあります。
では、いつも虚しさや寂しさを感じる人、感じない人との違いは何なのでしょうか？
それは、
『情緒的なつながり』
を、重視しているかどうかにあります。
虚しさや寂しさを感じる人
虚しさや寂しさを感じる人は、深い情緒的なつながりを求め、他人との絆を大切にしているからです。それが得られなかったとき、自分が理解されていない、孤独、孤立感などから、このような感情が生じます。
他人との関係を築くことで自己を見つけ、共感や支えを求めているかもしれません。
例えば、過去のトラウマや失敗が未解決のままである場合、人は虚しさや寂しさを感じます。
心に傷が残ったままだった場合、自分とは異なる価値観やライフスタイルを持つ人たちと比較して、自己肯定感が低くなり、余計に孤独や虚しさが強調されます。
そして他人との関わりが難しくなります。
また、新しい環境に移ったり、友人や家族から離れたりすることで、孤独や孤立感を感じることがあります。
虚しさや寂しさを感じない人
虚しさや寂しさを感じない人は、外向的で、自己の充実感や満足感を得ることに重きを置く傾向があります。
新しい経験や挑戦を求め、自己表現や個人的な成長を追求します。
とても社交的で、公共の場での活動やパフォーマンス、または個人的な趣味や興味を通じて、自己の才能や能力を発揮し、満足感を得ます。
例えば、幼少期から親に愛情深く育てられ、家族の理解やサポートがあり、安心感を得られる家庭環境であったので、虚しさや寂しさを感じることはありません。
そして、他人とのつながりを楽しめます。また、共通の興味や趣味を持つグループでの活動を通じて、共感を持つことができます。
成長することに積極的な姿勢を持っており、積極的に新しい経験を受け入れて、強みや興味を活かし、自己肯定感を高めることができたので、虚しさなど感じることがありません。
虚しさや寂しさを感じる人と感じない人との違いは、情緒的なつながりが人間の心の健康に与える重要性を強調しているといえるでしょう。
自分を見つめ癒してあげることで、虚しさや寂しさを感じることがなくなり、前向きに進んでいくことができるでしょう。
もし、あなたが虚しさや寂しさを感じて苦しんでいるなら、心理カウンセリングを受けていただくことをおすすめします。
過去の傷を癒し、自己理解を深め、心の健康をサポートいたします。
あなたが前に進むための一歩を踏み出すために、心理カウンセリングはとても有効です。
